40歳からの肉体改造(スイミング「ゆっくりクロール」)

こんにちは、kitataku です。
今日は、前回お話しした「ゆっくりクロール」についてお話していきたいと思います。

みなさんは泳げますか?
って聞かれると、どう答えますか?
難しいですよね。何故ですか?
泳げますか? が漠然過ぎるからだと思いませんか。
泳げるにも色々あって、聞く人のレベルと答える人のレベルが同じなら話は分かりやすいのですが、
25mでも泳げるには変わりないし、オリンピック選手でも泳げるでおかしくないし、
時と場合で全然違います。

でも、指導を受けると
「キックはたくさんしなさい。」
「リカバリーの手は優しく水面に戻しなさい」
「Sの字を描くように水中を動かしなさい」
などと、指導されることがあります。

この3点をしっかり行うことは、すごく難しいです。

初心者の方はキックをたくさんすると力が入ってしまい、余計に沈みます。
そして疲れます。
リカバリーで優しく戻してくると、コレも力が入り疲れてしまいます
水中でSの字を描くように手を動かすと体が左右にふらつきます。
(この動きの表現は、書面上で体を表面に見た場合の表現の仕方で、実際には肩のローリングにより
 体は左右にねじれるので、手の動きは真っすぐになります)

ここで、発想を逆転します。
キックをたくさんすると疲れるので、沈まない程度に動かす。
その代わりに、顎を引き真下を見る。(真下を見ることで体が一本の棒になるので足が沈みにくい)
リカバリーの腕は水面に落とすようにする。(力が要らない)

この2点でクロールは出来ます。
頑張らないクロールが、楽に泳げるクロールになります。

騙されたと思って試してみてください。
本日のポイントは
キックはいっぱいやらない
です。
これは、ゆっくり楽に泳ぐためのコツですので、競技用ではありません。